IT化、システム化が進んだ社会では、日頃の業務の結果はすべてデータとして蓄積されます。
そうしたデータをマネジメントする「データ・マネジメントビジネス」は、1997年に当社が国内で初めてビジネス化したと言って過言でないモデルだと認識しています。データ・マネジメントでは、日々発生するデータを管理するルールを策定し、高品質かつ持続的に整備・メンテナンスすることで、現状を可視化します。その上で、データを有益な情報に昇華させることでお客様の業務改革を支援します。
データはウソをつきません。正直にその会社の問題点や課題を浮き彫りにしてくれます。その意味では、データを適切に可視化することで「現状の把握」を精緻に行えるといえます。
ただ、どういう形式であれデータが存在しさえすればいいというわけではありません。近年、様々な業界で「データ上の間違いや不整合」に起因するシステムトラブルや、損害賠償請求などの事故が相次いでいます。この問題の本質は、プログラム等のシステム側にあるのではなく、データの信頼性の低下、すなわちデータを整備・検証すべき人間にあることが意外に知られていないようです・・・(続きを読む) |