何年も一緒に同じ部署で机を並べているのに、互いの知っていることと言えば、表面的なことばかり。人と人が真に繋がることで生まれるシナジーは、表面的な関係のままで、どんなに議論を重ねたところで生まれることはないのです。
組織は、人を成長させる揺り篭です。しかし、揺り篭自体が人の成長を損なう劣悪な器であったとしたら人は成長できず、組織力も失われ成果を生み出すことなどできないのです。では、人が成長し、組織力を生み出す器であるためにどのような取り組みが重要となるのかをお話したいと思います。
私達が着目し、組織変革に適用し、極めて大きな成果を挙げている組織成長モデルがあります。それは、チームビルディングモデル:「タックマンモデル」です。
タックマンモデルとは、以下に通り「フォーミング」「ストーミング」「ノーミング」「トランスフォーミング」といった4つの段階を経て、組織(チーム)が成長するということをモデル化したもので・・・(続きを読む) |