これまで、組織開発および人材開発の全体最適、および組織が本来のシナジーを生み出すために重要となる、BE(在り方)や組織成長プロセス(チームビルディングモデル)について言及してきました。
これまでの内容は、性急にDO(やり方や問題解決)のみの対処に取り組んでも組織においては飛躍的な成果を創出できない真因について言及したものです。目先の成果やモラルを逸した力任せの取り組みは短期的にも成果が出ないばかりか、中期的には人材と組織を疲弊させ、モチベーションを低下させ、無気力化の源泉になります。
全体最適に向けた処方を鮮明にし、組織メンバーが心からコミットできるビジョンを創出し、メンバー間の信頼関係を構築、強化し、組織の成熟度を向上させることで、初めて継続的に極めて高い成果を創出する組織環境が整うのです。
やっと、これから組織の多様性をブレークスルーに連動させるための真のアクションラーニングの話に入ることが出来ます。
成熟した組織において、力によるリーダーシップは成果創出の阻害要因になります。また・・・(続きを読む) |