現代の企業というものは、第三次産業であっても、環境問題に取り組むようになってきています。どのように取り組むのかというノウハウはあるのですが、問題は、顧客にどのように伝えていくのか、ということです。私たちの役割というのは、伝え方の技術を企業に提供し、こうした活動を通じて環境保全活動を支援していくということになります。
GREENSTYLEは多くの企業や団体、個人によってサポートされて活動しています。非営利の任意団体ということになります。設立にかかわった企業の一つが、ソニー・ミュージックコミュニケーションズ(SMC)なのですが、私も以前はそこに所属していました。定年退職を機に、GREENSTYLEの活動に専念することにしたわけですが、それまではエンターテイメント業界に関わっていたということです。実は、音楽に関わっている人には環境問題に関心を持っている方は少なくありません。GREENSTYLEのサポーターの一人でもある白井貴子さんは、その一人です。このような背景もあり、環境問題をクールでポップな運動として若者など多くの人伝えていく、そういったスタイルになっていきました。
広告としてさまざまなメッセージを伝えるのであれば、電通や博報堂にはかないません。ですが、私たちはエコに特化したエージェントとして、メッセージを伝える支援をしています。GREENSTYLEというのは、クールでポップな環境運動のブランドですし、このブランドマネジメントとプロモーションを行なっていく必要があります。このブランドを、企業の方に使っていただくことで、企業の環境への取り組みが伝わって・・・(続きを読む) |