地球温暖化に対しての社会的認識は急速に広まっています。ここ最近だけでも地球温暖化に関する様々な出来事を挙げることができます。
まず今年のノーベル平和賞に、前米副大統領のアル・ゴア氏と国際連合のIPCC(気候変動に関する政府間パネル)が受賞しました。地球温暖化防止に取り組む個人と組織がノーベル平和賞を受賞すること自体、地球温暖化問題が社会的に非常に関心の高いものであることを端的に表していると言えるでしょう。
また、今年6 月にドイツ・ハイリンゲンダムで開催されたG8サミットでは、地球温暖化対策が主要なテーマとして話し合われました。温暖化ガスを2050 年までに半減する目標で各国が一致し、長期的な環境問題への取組の方向性が示されました。
そして来年からはいよいよ京都議定書の第一約束期間(2008 〜 2012 年)が始まり、温暖化ガスの排出抑制を本格的に行う必要があります。このように地球温暖化問題は喫緊の課題として世界中で認知されています・・・
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